うどんはパスタですか?

私は蕎麦よりもうどんが好きです。 蕎麦よりも太い麺をすすると、「食べている」という気にさせられる満腹感があります。 蕎麦よりも太い歯ごたえも理由のひとつでしょう。

うどんのことについて思い返すと、小学校の給食に出された「ソフト麺」が真っ先に思い浮かびます。 毎学期末のリクエストに高い確率で採用されるほど、みんなが大好きだった献立でした。 給食の冷凍みかんやソフト麺のことが話題になると、「ソフト麺あったよね」と盛り上がります。

ビニール袋に入った「ソフト麺」を、アルミ製の容器に入ったミートソースのようなたれにつけて食べていたため、蕎麦のような日本食なのか、スパゲティのような洋食なのか、必ず意見が分かれることがありました。

1960年代、美味しくないパン離れが進む中、アメリカ製の小麦の輸入と消費を維持するため、学校給食に小麦粉が原料のパンが導入されると、最初に採用した東京都から各地に広まったそうです。 しかし、原料の小麦粉のことを考えると、パンではなく、パスタのほうが上質な小麦を使っているはずです。 なぜパンだったのか、モヤモヤした疑問が高まります。

うどんの食べ方は地方によって異なります。 ビニール袋から取り出し、ミートソースやカレーソースにつけて食べる、あんかけにして食べる、けんちん汁で食べるなど、さまざまです。 また、味噌カツの本場である愛知県では、味噌ベースのソースで食べます。 東京都から全国へ広まり、その地方独特な食べ方になったうどんは、洋食ではなく、れっきとした日本食です。

もう小学生には戻れませんが、私のように「給食で食べていたソフト麺を食べたいな」と思ったら、コンビ二販売されているミートソースつきの弁当を買ってみるのもひとつの方法です。 給食の「ソフト麺」を思い出したら、ぜひ買ってみましょう。