猫と一緒に朝寝坊する日

朝目が覚めたら、私の左脇腹に猫がいた。
幸せそうに眠っていて、私が動いてもまったく目を覚まさない。
私はそろそろ起きたいのだけれど、猫が寝ている姿があまりにもかわいくて、そのままにしておきたい。
私といつも一緒に寝てくれる猫。
かけている布団の上に乗って、必ずどこかで私とくっつくように寝ている。
足だったり、おなかの上だったり、この日のように脇腹だったり。
それがいじらしくて健気で、振り払うことなど、どうしてできよう。
起き上がりたい、お手洗いに行きたい、お水を飲みたい、と思うけれど、ついつい我慢してしまうのだ。
体に悪いのはわかっているのに。
私が首だけ起こしてじっと見ていることに気がついたのか、猫が目を覚ました。
起きてくれた、これで私も心置きなく動ける。
と、思うのは甘い。
猫は、ウルウルの目でじっとこちらを見て、のどを鳴らしながら撫でて撫でて攻撃開始。
ここからが本番なのだ。
猫が私と一緒に寝てくれるのは、この朝の甘えタイム目当てなのだから。
私の長い朝寝坊が始まる。