生活におけるダムの役割

ダムのことについて詳しくご存知ですか。 ダムは雨水を溜めて下流に流す水量を調整することによって、洪水を防ぎ私たちの毎日の生活を支えて自然を守るという重要な役割を果たしています。

ダムに貯留された水は私たちにとって欠かせないトイレやお風呂などの生活用水をはじめ、工業用水や農業用水、水力発電などにも多く利用されています。 そして、上流から河川に向かう水量が少ない渇水時には、貯留した水を下流に流して日常生活や農作物に対する影響の緩和に役立てられています。

近年、しばしば引き起こされる集中豪雨や台風などで大雨が降った場合には、河川に水が溢れて水害が発生することがあります。 このような水害を防ぐために、流水を一時的にダムに貯留し、下流に流す水量を調整することがダムの重要な役割です。 こうして、河川の水位を安全な範囲に保ち、氾濫による家屋や人命に対する被害を防いでいます。 また、大雨の日に下流の水量が多く感じられることがあっても、ダムに入ってきた水量よりも多く放流することは決してないので安心です。

河川は観光や漁業、水と緑の景観、動植物の生息地の確保、人々と豊かな自然との共存など、様々な機能を持ち合わせています。 渇水時においても河川の正常な機能を保つために、ダムが河川の水量を確保することは、水質の保全にもつながっています。

うがいや洗顔、歯磨きのときには、しっかりと蛇口の水を止めていますか。 限られた地球の資源である水を大切にしようとする気持ちが何よりも必要です。 毎日の些細な行動が、私たちの豊かな生活や自然環境を守ることにつながっていくことを忘れずに過ごしていきましょう。